エフェス遺跡/ケルスス図書館 |
トロイの木馬 |
イスタンブール/ブルーモスク内部(イメージ) |
●エフェス:イズミールから南へ76km、車で約1時間の所にある、エーゲ海最大の古代都市。イオニア人(BC11世紀頃ギリシャから渡り、プリエネ、ミレトスなどを建設)の都市遺跡で、古代の名はエフェソス。かつてはトルコが誇る世界交易の商業都市でした。古代世界の七不思議の一つと言われるアルテミス神殿や24,000人収容の大劇場、スタジアム、ハドリアヌス神殿、アゴラ、ケルスス図書館、浴場跡など数多くの遺跡があります。 |
●トロイ【世界遺産】:伝説のトロイ戦争を記念して作られた「トロイの木馬」で有名。木馬のエピソードはホメロスの叙事詩「イーリアス」に登場するもの。9つの異なる時代の集落と、城壁や家屋の基礎、寺院や劇場が発掘され、98年には世界遺産にも登録された。 |
●イスタンブール【世界遺産】:アジアとヨーロッパの二つの大陸にまたがる、世界でも唯一の都市。ローマ帝国、ビザンティン帝国、オスマン帝国と三つの大きな帝国に支配されたイスタンブールは、現在と過去が調和する魅力的な都市です。市の中心にはボスポラス海峡、黒海、マルマラ海、金角湾が合流し、夕暮れ時のボスポラス海峡は赤から徐々に色を変え、対岸を染めていきます。市街では博物館、教会、宮殿、モスク、バザールなど歴史的な建造物と豊かな緑に触れることが出来ます。現代的な機能性と古代のスルタン達の栄華が隣り合う世界でも類を見ない街がイスタンブールです。 |
(C)IZZET KERIBAR(1042-1320)
ペルゲ遺跡 |
アスペンドス劇場/古代劇場 |
スィデ遺跡/アポロン神殿 |
●ペルゲ:アンタルヤから18km。古代パンフィリアの重要な都市で、アクロポリスの丘の神殿跡、教会、ローマ浴場、競技場、劇場跡などがある。聖パウロが最初に説教をした地とも言われている。 |
●アスペンドス:アンタルヤから東に50km。ローマ時代の遺跡で、15000人収容の古代劇場は保存状態が大変良く、現在もコンサートや演劇の舞台として使われている。 |
●トルコ有数の良港都市で、美しいビーチ沿いにはレストランやカフェが立ち並ぶ。リゾートタウンだが遺跡が豊富で、アーチ状の柱の上に建つ古代劇場は、この地域最大級。海岸沿いにはアポロ神殿、アゴラがあり、ローマ浴場は美術館となっていて、有数の考古学コレクションが展示してある。 |
(C)YUSUF TUVI(1218-816)
アンタルヤ/カレイチ地区 |
イズミール/時計塔 |
ベルガマ/ペルガモン遺跡 トラヤヌス神殿 |
●アンタルヤ:コントラストのはっきりとした景色のアンタルヤは、トルコの代表的なリゾート地。街の歴史は古く、紀元前2世紀にペルガモンの王アッタロスⅡ世により街並みが造られた。街の中心にあるイヴリミナーレモスクの尖塔はアンタルヤのシンボルとなっている。カレイチ地区のカラタイ・メドレセ(神学校)はセルジュクの石彫刻の傑作。16世紀のムラットパシャモスクと18世紀のテケリメフメットパシャモスクはタイルの装飾が素晴らしいオスマン時代のもの。また、ローマ時代に建てたれたハドリアヌス門も必見。 |
●イズミール:トルコ第3の都市。気候は穏やかで海岸沿いにはヤシに縁取られた遊歩道や並木道が延びる。ここでは遺跡よりショッピングや食事が滞在の楽しみ。 |
●ベルガマ:かつての典型的なヘレニズム都市。エフェスに並ぶ重要な古代遺跡があり、トラヤヌス神殿やゼウス大祭壇、劇場などが残るアクロポリスや総合医療センターのアスクレピオンは必見。 |
アンカラ/アナトリア文明博物館 儀式の象徴 |
コンヤ/メヴラーナ博物館 |
スルタンハン・キャラバンサライ |
●アンカラ:トルコの首都であり、イスタンブールに次ぐトルコ第2の都市。トルコ建国の父、ムスタファ・ケマル・アタチュルクが眠るアタチュルク廟、異なる時代に建てられた2つの城壁に囲まれたアンカラ城壁などの見どころがある。アナトリア文明博物館のヒッタイト時代のコレクションも一見の価値あり。 |
●コンヤ:アナトリア高原の中央に位置するトルコ最古の都市。旋舞祈祷教団の創立者であり偉大なイスラム教の哲学者として西洋世界で名高いルーミーとその教団にまつわる品々が展示されているメヴラーナ博物館は見どころ豊富。 |
●スルタンハンのキャラバンサライ(隊商宿)の跡:13世紀初期にセルジュクのスルタンアラエッディン・ケイクバットによって作られた隊商宿(キャラバンサライ)があり、旅行者には人気のスポットです。 |
写真提供:トルコ共和国大使館・文化広報参事官室 |