(C)IZZET KERIBAR(1042-1320)
ペルゲ遺跡 |
アスペンドス劇場/古代劇場 |
スィデ遺跡/アポロン神殿 |
●ペルゲ:アンタルヤから18km。古代パンフィリアの重要な都市で、アクロポリスの丘の神殿跡、教会、ローマ浴場、競技場、劇場跡などがある。聖パウロが最初に説教をした地とも言われている。 |
●アスペンドス:アンタルヤから東に50km。ローマ時代の遺跡で、15000人収容の古代劇場は保存状態が大変良く、現在もコンサートや演劇の舞台として使われている。 |
●トルコ有数の良港都市で、美しいビーチ沿いにはレストランやカフェが立ち並ぶ。リゾートタウンだが遺跡が豊富で、アーチ状の柱の上に建つ古代劇場は、この地域最大級。海岸沿いにはアポロ神殿、アゴラがあり、ローマ浴場は美術館となっていて、有数の考古学コレクションが展示してある。 |
(C)YUSUF TUVI(1218-816)
アンタルヤ/カレイチ地区 |
ミュラ遺跡 |
ケコヴァ |
●アンタルヤ:コントラストのはっきりとした景色のアンタルヤは、トルコの代表的なリゾート地。街の歴史は古く、紀元前2世紀にペルガモンの王アッタロスⅡ世により街並みが造られた。街の中心にあるイヴリミナーレモスクの尖塔はアンタルヤのシンボルとなっている。カレイチ地区のカラタイ・メドレセ(神学校)はセルジュクの石彫刻の傑作。16世紀のムラットパシャモスクと18世紀のテケリメフメットパシャモスクはタイルの装飾が素晴らしいオスマン時代のもの。また、ローマ時代に建てたれたハドリアヌス門も必見。 |
●ミュラ遺跡:デムレ川沿いの岩に刻まれたリキアの岩窟墓群、ミュラの遺跡が見事なレリーフ彫刻を見せている。すぐそばにローマ劇場などがある。 |
●ケコヴァ:島北部の海岸沿い、アポロニアでは約2000年前に地震が起こり、家々が海底に沈み、「海底都市」を作った。現在、島周辺の澄んだ水の底に見ることができる。 |
(C)IBRAHIM GOGER
プリエネ/野外劇場 |
ディディム/アポロン神殿 |
イズミール/時計塔 |
●プリエネ:イオニア時代に栄えた港。4世紀、優れた都市計画が導入され基盤の目のように町並みが整備された。 |
●ディディム:デルフォイと並ぶ神託のメッカとして栄えた古代都市。古代遺跡の中でも最も神聖な神殿とされるアポロ神殿の内部には多くのレリーフが残っている。特にメドゥーサの首が有名。 |
●イズミール:トルコ第3の都市。気候は穏やかで海岸沿いにはヤシに縁取られた遊歩道や並木道が延びる。ここでは遺跡よりショッピングや食事が滞在の楽しみ。 |
エフェス遺跡/ケルスス図書館 |
イスタンブール |
●セルチュク:エフェスの古代遺跡観光の起点となる町で、エフェスで発掘された女神アルテミスをはじめ、出土品など1000点以上を展示している考古学博物館がある。
●ミレトス:イオニア時代に栄えた港で、ターレスをはじめ、哲学者や賢人を多く輩出している。壮大な野外劇場やイリヤスベイモスク、ファウスティナの浴場などの古代遺跡が見どころ。
●フェティエ:マルマリスの南東135kmにある人気リゾート。海岸沿いにはカフェや革製品、絨毯、キリムを売る店が建ち並ぶ。かつてはリキア人の町テルメッソスとして栄えた古い町だが、1958年の地震で倒壊した。町の背後の岩山にはリキア人の岩窟墓、港を見下ろす丘には十字軍の要塞がある。 |
●エフェス:イズミールから南へ76km、車で約1時間の所にある、エーゲ海最大の古代都市。イオニア人(BC11世紀頃ギリシャから渡り、プリエネ、ミレトスなどを建設)の都市遺跡で、古代の名はエフェソス。かつてはトルコが誇る世界交易の商業都市でした。古代世界の七不思議の一つと言われるアルテミス神殿や24,000人収容の大劇場、スタジアム、ハドリアヌス神殿、アゴラ、ケルスス図書館、浴場跡など数多くの遺跡があります。 |
●イスタンブール【世界遺産】:アジアとヨーロッパの二つの大陸にまたがる、世界でも唯一の都市。ローマ帝国、ビザンティン帝国、オスマン帝国と三つの大きな帝国に支配されたイスタンブールは、現在と過去が調和する魅力的な都市です。市の中心にはボスポラス海峡、黒海、マルマラ海、金角湾が合流し、夕暮れ時のボスポラス海峡は赤から徐々に色を変え、対岸を染めていきます。市街では博物館、教会、宮殿、モスク、バザールなど歴史的な建造物と豊かな緑に触れることが出来ます。現代的な機能性と古代のスルタン達の栄華が隣り合う世界でも類を見ない街がイスタンブールです。 |
写真提供:トルコ共和国大使館・文化広報参事官室 |