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エフェス遺跡/ケルスス図書館
イズミールから南へ76km、車で約1時間の所にある、エーゲ海最大の古代都市。イオニア人(BC11世紀頃ギリシャから渡り、プリエネ、ミレトスなどを建設)の都市遺跡で、古代の名はエフェソス。かつてはトルコが誇る世界交易の商業都市でした。古代世界の七不思議の一つと言われるアルテミス神殿や24,000人収容の大劇場、スタジアム、ハドリアヌス神殿、アゴラ、ケルスス図書館、浴場跡など数多くの遺跡があります。 |
クシャダス |
ディディム/アポロン神殿 |
パムッカレ |
●クシャダス:エーゲ海沿いの一流リゾート。ヨットハーバーや美しいビーチ、高級ペンションなどが揃い、夏場にはオープンエアのレストランが数多く並ぶ。 |
●ディディム:デルフォイと並ぶ神託のメッカとして栄えた古代都市。古代遺跡の中でも最も神聖な神殿とされるアポロ神殿の内部には多くのレリーフが残っている。特にメドゥーサの首が有名。
●プリエネ:イオニア時代に栄えた港。4世紀、優れた都市計画が導入され基盤の目のように町並みが整備された。
●ミレトス:イオニア時代に栄えた港で、ターレスをはじめ、哲学者や賢人を多く輩出している。壮大な野外劇場やイリヤスベイモスク、ファウスティナの浴場などの古代遺跡が見どころ。
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●パムッカレ:トルコを代表する驚異の自然景観の1つ。石灰成分を含む温泉水が100mの高さから山肌を流れ、長い年月をかけて無数の天然プールを形成した。 |
(C)IZZET KERIBAR(888-1336)
サルディス/サルディス遺跡 |
ベルガマ/ペルガモン遺跡 劇場 |
(C) BEKIR BAKI AKSU(1200)
ブルサ/イェシル・トュルベ |
●サルディス:クロイソス王時代のリュディアの首都であった古代遺跡。世界初のコインはここで製造されました。 |
●ベルガマ:かつての典型的なヘレニズム都市。エフェスに並ぶ重要な古代遺跡があり、トラヤヌス神殿やゼウス大祭壇、劇場などが残るアクロポリスや総合医療センターのアスクレピオンは必見。 |
●ブルサ:オスマン帝国初の首都を築いた地ブルサ。オスマントルコ帝国の初代の首都になったため、オスマントルコ様式の建築物が多数現存する。庭園や公園が多く、果実栽培も盛ん。温泉でも有名なほか、グリルした肉とパンにトマトソースとバター、ヨーグルトを添えたイスケンデル・ケバブやクルミの飴がけなど名物料理もある。15世紀オスマントルコ勃興気の代表的建築といわれるイェシルジャミイ、ウルモスク、繭の取引で有名なコザハンなどがあります。 |
イスタンブール |
(C)OSMAN AZIZ YESIL(1246-1247)
イズニック/イェシル・ジャーミィ |
トロイの木馬 |
●イスタンブール:アジアとヨーロッパの二つの大陸にまたがる、世界でも唯一の都市。ローマ帝国、ビザンティン帝国、オスマン帝国と三つの大きな帝国に支配されたイスタンブールは、現在と過去が調和する魅力的な都市です。市の中心にはボスポラス海峡、黒海、マルマラ海、金角湾が合流し、夕暮れ時のボスポラス海峡は赤から徐々に色を変え、対岸を染めていきます。市街では博物館、教会、宮殿、モスク、バザールなど歴史的な建造物と豊かな緑に触れることが出来ます。現代的な機能性と古代のスルタン達の栄華が隣り合う世界でも類を見ない街がイスタンブールです。 |
●イズニック:イズニック湖の東端に位置していて、ローマ時代とビザンチン時代には重要な町として栄えた。16世紀から17世紀には、優れた陶磁器生産の中心地として発展し、陶磁器はトルコの各地にあるモスクや宮殿の装飾として使われてきた。 |
●トロイ:伝説のトロイ戦争を記念して作られた「トロイの木馬」で有名。木馬のエピソードはホメロスの叙事詩「イーリアス」に登場するもの。9つの異なる時代の集落と、城壁や家屋の基礎、寺院や劇場が発掘され、98年には世界遺産にも登録された。 |
写真提供:トルコ共和国大使館・文化広報参事官室 |