「花の都」の名に誘われて、これまで数多くの詩人や画家がフィレンツェで活躍してきました。そしてこの都市でルネッサンス文化が花開いたのは、15世紀初めに栄華を極めたメディチ家の芸術保護のたまものと言えるでしょう。フィレンツェのシンボル、ドゥオーモの丸屋根や、ジョットの設計した繊細なレリーフの敷き詰められた鐘楼など、街を彩るのは赤茶色と淡いピンク色の建築物の数々。街歩きが終わったらアルノ川を渡り、向こう岸のミケランジェロ広場から、ぜひ夕焼けに映える花の都を眺めたいものです。
金銀細工やブランドショップでも有名なフィレンツェは、お買い物を楽しむ目的でも十分楽しめる街と言えるでしょう。
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フィレンツェの優雅な町並みは「花の都」という名前の由来に相応しく、景観そのものが見どころとも言えるでしょう。
街の歴史的な中心部は世界遺産として登録されており、花の聖母寺ドゥオーモ、シニョリーア広場とヴェッキオ宮殿(市庁舎)、フィレンツェの街並みを一望できるミケランジェロ広場、ピッティ宮殿、ヴェッキオ橋とアルノ河、サンタ・クローチェ教会をはじめ、ミケランジェロやボッティチェッリ、ダ・ヴィンチ等の巨匠達の作品を鑑賞できるウッフィツィ美術館、アカデミア美術館、パラティーナ美術館、サンマルコ美術館、バルジェッロ美術館、メディチ家礼拝堂等、見所はつきません。
(情報提供/イタリア政府観光局(ENIT))
国立博物館・美術館は原則として月曜日と1月1日、復活祭当日、5月1日、8月15日、12月25日は休館です。開館時間は博物館により様々なので、あらかじめインターネットや現地で確認の上見学することをお勧めします。なお、閉館日・料金などは予告なしに変更されることもございますので、適宜ご確認ください。
ウフィッツィ美術館 「ヴィーナスの誕生」
●パッケージツアー
『ルネサンス芸術を堪能するフィレンツェ8日間』
メディチ家のコジモ1世の依頼で、ヴァザーリにより設計されました。ボッティチェッリの『春』『ヴィーナスの誕生』、ミケランジェロの『聖家族』など、メディチ家の手による珠玉のコレクションが見られる、フィレンツェを訪れたら必見の美術館です。
(情報提供/イタリア政府観光局(ENIT))
ウフィツィ美術館は原則完全予約制ではありませんが、来館者が多いため、前もってのご予約をお勧めいたします。電話で予約する場合、国番号39の後に055-294-883と続けておかけください。英語の話せるオペレーターが対応します。
また、インターネットでの予約に関しましては、
公式チケット販売サイト(英語・イタリア語)から予約可能です。他に、アカデミア美術館等の予約も可能です。フィレンツェの主な美術館の情報については
こちらからもご覧になれます。
なお、開館時間は火曜日から日曜日の8:15から18:50までで、月曜日、1月1日、5月1日、12月25日は休館です。入場料は20ユーロ(夏季)、12ユーロ(冬季)、WEBでの予約手数料は4ユーロとなります。なお、一度購入したチケットはキャンセル・返金できませんので、ご注意下さい。
(情報提供/イタリア政府観光局(ENIT))
センスあふれるウィンドーをのぞいて品定めをしたり、市場に足をはこんだり、ブランド品から日用グッズ・食料品にいたるまで、「メイド・イン・イタリー」製品はお買い物心を誘います。また郊外にあるアウトレットではお得なお値段で買い物ができます。
(主なアウトレット情報)
・The Mall(フィレンツェ近郊)
https://www.www.themall.it(英)
●オプショナルツアー
『ザ・モール(グッチ)アウトレットへ行く現地ツアーはこちら』
※7~8月にかけて数週間程度の夏休みを取る店もありますが、個々の店により期間はまちまちです。
大型店舗やデパート、また都市部にある観光土産店などは営業しています。
※バーゲンの開始時期は、年に2回、夏と冬にバーゲンがあり、冬は大体1月6日前後、夏は6月下旬~7月中旬ぐらいに始まります。
各都市の商工会議所によって決定されるので、開始日や期間が異なり、日程の発表はおよそ1ヶ月前、直前になってから発表されることもあります。
フィレンツェ名物と言えば、Tボーン・ステーキ「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」。ボリュームたっぷり、ジューシーな肉汁が食欲をそそります。
●食も楽しめるパッケージツアー
『厳選デラックスホテルに滞在ローマ&フィレンツェ7日間』
『デザインホテルに滞在 フィレンツェ6日間』
●食も楽しめるパッケージツアー
『フィレンツェ・ミールクーポン』
◆トスカーナ州の食・ワイン情報(情報提供・イタリア貿易振興会)
◎トスカーナ州DOCG(統制保証原産地呼称)ワイン
Brunello di Montalcino(赤)ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ/Carmignano (赤)カルミニャーノ/Chianti (赤)キアンティ/Chianti Classico (赤)キアンティ・クラッシコ/Vernaccia di San Gimignano (白)ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ/Vino Nobile di Montepulciano(赤)ヴィーノ・ノビレ・ディ・モンテプルチャーノ/Morellino di Scansano(赤)モレッリーノ・ディ・スカンサーノ/Elba Aleatico Passito(赤・甘)エルバ・アレアティコ・パッシート/Montecucco Sangiovese(赤)モンテクッコ・サンジョヴェーゼ/Rosso della Val di Cornia(赤)ロッソ・デッラ・ヴァル・ディ・コルニア/Suvereto(赤)スヴェレート
◎トスカーナ州チーズDOP製品
PECORINO TOSCANO ペコリーノ・トスカーノ
◎トスカーナ州オリーヴオイルDOP製品
CHIANTI CLASSICO キアンティ・クラッシコ産オリーヴオイル/LUCCA ルッカ産オリーヴオイル/TERRE DI SIENA テッレ・ディ・シエナ産オリーヴオイル
◎トスカーナ州食品DOP製品(オリーブオイル・チーズは除く)
CINTA SENESE チンタ・セネーゼ/MIELE DELLA LUNIGIANA ルニジャーナ産蜂蜜/ZAFFERANO DI SAN GIMIGNANO サン・ジミニャーノ産サフラン/MARRONE DI CAPRESE MICHELANGELO カプレーゼ・ミケランジェロ産栗/FARINA DI NECCIO DELLA GARFAGNANA ガルファニャーナ産栗粉/FARINA DI CASTAGNE DELLA LUNIGIANA ルニジャーナ産栗粉/PROSCIUTTO TOSCANO トスカーナ産プロシュット/SALAMINI ITALIANI ALLA CACCIATORA サラミーニ・イタリアーニ・アッラ・カッチャトーラ/LARDO DI COLONNATA ラルド・ディコロンナータ
アルノ川に架かるヴェッキオ橋の上には金銀細工店が軒を連ねています。
ブランドではグッチやフェラガモの本店が。また、工房のひしめくこの街では革製品やマーブル紙なども有名。
(情報提供/イタリア政府観光局(ENIT))
中世サッカー競技Calcio Storico Fiorentino(トスカーナ州 フィレンツェFirenze)6月
現在のサッカーの起源は、このフィレンツェのサッカーにあるといわれている、中世の香りがいっぱいの競技。今日のサッカーと違うのは、足と頭だけでなく、手も使ってよいこと。また16世紀当時の華々しいユニフォームを着て行うのも特徴の一つ。4つの地区に分かれた選手団が楽団や旗手達に守られて会場入りします。
イタリア政府観光局(ENIT)
◇トスカーナ州(情報提供/イタリア政府観光局(ENIT))
この州は芸術都市の宝庫。ルネッサンス芸術の中心地である
フィレンツェ(Firenze)、斜塔で有名な
ピサPisa、カンポ広場や伝統祭事パリオで知られる
シエナSiena(日本語有)、塔の街サン・ジミニャーノSan Gimignano、中世の面影残るピエンツァPienzaの5つの街は個々に世界遺産に登録されています。他にもアレッツォArezzo、ルッカLucca、プラートPrato、ピストイアPistoia,ヴォルテッラVolterra等の歴史と文化の街や、赤ワインの産地キャンティ地方、モンテカティーニテルメMontecatini Termeなどの温泉地、ヴィアレッジョViareggioなどのビーチリゾート、夏のオペラで有名なトッレ・デル・ラーゴ・プッチーニTorre del Lago Puccini、カッラーラCarraraなど大理石の採石地等、観光素材は実にバラエティーに富んでいます。糸杉の点在するなだらかなトスカーナの丘陵の美しい景観は、世界遺産のオルチャ渓谷Val d'Orciaをはじめどこもまさに絵画的な美しさです。
◆トスカーナ州の世界遺産◆トスカーナ州の世界遺産
◆トスカーナ州の世界遺産
フィレンツェ歴史地区Centro storico di Firenze
所在地:フィレンツェ市内(トスカーナ州)
登録年:1982
ルネッサンスのシンボルともいえるフィレンツェの街は、メディチ家統治の下、15-16世紀に経済・文化的繁栄を謳歌していた。
13世紀のサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂やサンタ・クローチェ教会、ウッフィッツィ美術館、ピッティ宮殿、またジオット、ブルネッレスキ、ボッティチェッリ、ミケランジェロといった大芸術家達の貴重な名作の数々は600年の時を経て今なおこの街に残されている。芸術振興・保護活動の精神は今も生きており、街全体がひとつの大きな美術館のような美しさをたたえ人々を魅了する。
★ユネスコサイト★
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ピサのドゥオモ広場Piazza del Duomo a Pisa
所在地:ピサ市 (トスカーナ州)(フィレンツェの西77km)
登録年:1987
緑あふれるドゥオーモ広場には、大聖堂ドゥオーモ、洗礼堂、「ピサの斜塔」として世界的に有名な鐘楼、そして墓地の4つの中世の建物が見事に調和して建っている。その建築美は11世紀から14世紀にかけてイタリアの建築芸術に大きな影響を及ぼしたといわれている。
★ユネスコサイト★
シエナ歴史地区Centro storico di Siena
所在地:シエナ(トスカーナ州)フィレンツェの南68km
登録年:1995
中世そのものの町並みが残るシエナ。
当時はフィレンツェと覇を競い、都市計画にも力をいれていた。
街は12世紀から15世紀にかけて整ったゴシック風外観を保っており、同時期にシエナで活躍したドゥッチョ、ロレンツェッティ兄弟、シモーネ・マルティーニ等の芸術家の作品はイタリアやヨーロッパ各国にも影響を及ぼした。
世界一美しいといわれる扇の形をしたカンポ広場はそれ自体が芸術作品ともいわれる程で、この広場を中心とする街並みは周囲の自然とも美しい調和をみせている。
★ユネスコサイト★
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サン・ジミニャーノ歴史地区Centro storico di San Gimignano
所在地:サン・ジミニャーノ (トスカーナ州)フィレンツェの南57km
登録年:1990
美しい塔の街サン・ジミニャーノはフランチジェナ街道を通ってローマ巡礼をする旅人にとって重要な中継地であった。
この街の中世封建時代の支配階級の家々は、 自らの富と力の象徴として72におよぶ塔を住居として建てた。
中には50mを越す高い塔もあったが、現在そのうちの14の塔が残り、中世情緒あふれる雰囲気と面影を今も強くかもし出している。
また芸術的にも14-15世紀ルネッサンス期の名画が数多く鑑賞できる。
★ユネスコサイト★
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ピエンツァ市街の歴史地区Centro storico della citta di Pienza
所在地:ピエンツァ(トスカーナ州)シエナの南東52km
登録年:1996
時のローマ法王ピウス2世が1459年に生まれ故郷を「理想の街」とするべく、街の改造を建築家ベルナルド・ロッセリーノに命じた。
ピオ2世の名が残る華麗な広場は、ルネッサンス的外観の教会や宮殿で囲まれ、建物内部は南ドイツ風ゴシック様式をとりいれた。
ルネッサンス期の人間的な都市設計思想や透視図法を最初に採用した街造りがこの実現された例として貴重である。
街は丘の上にあり、周囲のヴァル・ドルチャの眺めもすばらしい。
★ユネスコサイト★
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ヴァル・ドルチャ(オルチャ渓谷)Val d'Orcia
所在地:オルチャ渓谷一帯(トスカーナ州)モンタルチーノはシエナの南約41km
登録年:2004
シエナの南東部に広がるこの一帯は14-15世紀にはシエナの領土となり、絵のような美しい景観づくりが大切にされた。
なだらかな丘に並ぶ糸杉といった風景はルネッサンスの時代も今も数多くの芸術家達に愛され創作意欲をおおいに刺激している。
のどかな美しい牧歌的自然が農家や集落、街道や沿道の修道院や宿などとも融合し保護された景観は見事である。
ピエンツァ、モンタルチーノ、カスティリオーネ・ドルチャなど5つの町とその全域は「ヴァル・ドルチャ美術・自然・文化公園になっている。
★ユネスコサイト★
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このほか、他のコースにフィレンツェを追加するアレンジも可能です!
コースリストはこちら
情報提供/イタリア政府観光局(ENIT)
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フィレンツェ空港(英語可)
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フィレンツェ五月音楽祭歌劇場(英語可)
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トスカーナ、ヴェネト、カンパニア、バジリカータ、プーリア州を運行する中・長距離バス
フィレンツェからシエナ、サンジミニャーノへ行く際に利用 SITA
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フィレンツェ・カード Firenze Card
フィレンツェ・カードは、フィレンツェ市と文化財省との協力で実現し、一枚のカードで、市内の30以上の博物館・美術館への入場が可能
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プッチーニ・フェスティバル(トッレ・デル・ラーゴ)(英語可)
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トスカーナ州を中心とした全国へ中・長距離バス SENA
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シエナ県(シエナ、サン・ジミニャ-ノ、ヴァル・ドルチャ地方、キャンティ地方)を運行するバスの総合サイト SIENA MOBILITA'(イタリア語のみ)
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ピサの斜塔予約公式サイト(希望日の20日前から予約スタート)OPAPISA(英語可)
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トスカーナ州とエルバ島を結ぶフェリー TOREMAR
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住所検索〔 住所(通り名、都市名)などを入力して、地図上の位置を簡易検索することができます〕
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ITAエアウェイズ(英語可)
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イタリア国鉄TRENITALIA
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在イタリア日本国大使館