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エジプト・アラブ共和国  Arab Republic of Egypt

首都/主要都市   カイロ
言語    公用語はアラビア語 (観光地では英語も通じる)
宗教    イスラム教スンナ派、コプト・キリスト教
気候帯    地中海性気候、半乾燥気候と半砂漠気候、砂漠気候

 観光査証・渡航認証要否・旅券残存有効期間(日本国籍)

観光査証・渡航認証  要: 24時間以内のトランジットを除いて、必ずビザ(査証)が必要。
旅券残存有効期間  入国時6ヶ月プラス滞在期間。旅券の未使用査証欄が見開き2ページ以上必要。

 予防接種

◎推奨される予防接種 (長期滞在の場合推奨します。短期滞在においても局地的な発生があるなどのリスクがある場合には接種を検討して下さい。)
■破傷風 ■A型肝炎

〇検討される予防接種(長期滞在において、局地的な発生があるなどのリスクがある場合に接種を検討して下さい。)
■ポリオ ■B型肝炎 ■狂犬病

※およそ一カ月以上の滞在である場合を「長期」としています。冒険を目的とした旅行はたとえ短期であっても「長期」に含まれます。
※黄熱感染リスクのある国については、常に最新情報の確認を行ってください。
出典: 厚生労働省FORTH|黄熱について (https://www.forth.go.jp/useful/yellowfever.html)

 E/Dカード・税関申告書

入国カードは機内で配られることもあるが、入国審査のホールにも置いてあります。
出国カードは搭乗手続きの際にカウンターで貰います。

 持込制限・持出制限

◎持込制限
通貨:外貨はUS$10,000相当額以上は申告が必要。現地通貨は5,000エジプト・ポンドまで
タバコ:紙巻タバコ200本、または葉巻50本、または刻みタバコ200g
酒類:酒類1リットル(個人使用分)
香水:香水・オーデコロン適量
その他のもの:100エジプト・ポンド相当まで
個人使用のカメラ、ラジオ、レコーダー、ビデオカメラなどは申告が必要
※特に高価な電化製品の持ち込みは厳しいので、ビデオカメラ、パソコンなどを持ち込む際には申告が必要です。

◎持出制限
通貨:外貨はUS$10,000相当額以上(現地通貨は5,000エジプト・ポンドまで)を持ちだす場合には、持ち込みの際に受領した申告書の提示が必要。
エジプトで購入したもの:金・銀(少量の個人使用分は可能)、食料品、麻薬、古美術品など。
(エジプトからの文化財の国外持ち出しは、法律で厳しく制限されている。旅行者が文化財を持ち出すときは、文化省考古局の許可を得た古美術商から購入し、出国の際、古美術証明を税関に提出する。ただし手続きは大変面倒。事実上は持ち出し不可能と考えたほうがよい。)

※日本国の持出・持込制限は税関 (http://www.customs.go.jp/kaigairyoko/index.htm) をご確認ください

 法定休日(2022年) *印はイスラム歴の祝日の為、年により日にちが変わる祝日

エジプトの週休日は金曜と土曜
1/7(コプト教クリスマス)、1/25(1月25日革命記念日)、4/25日(シナイ解放記念日/春香祭)、5/1(メーデー)、5/2*(復活祭コプト教イースター))、5/3~5/5*(断食明け大祭 イード・アル・フィトル)、6/30(6月30日革命記念日)、7/9~7/12*(犠牲祭 イード・アル・アドハー)、7/23(7月23日革命記念日)、7/30*(イスラム暦新年)、10/6(戦勝記念日)、10/8*(預言者生誕祭)
※エジプトの祝祭日は、固定祝祭日と移動祝祭日(*印)がある。観光地ではあまり影響はないが、それ以外のところでは、何もかも休業するので注意が必要。特にラマダーン(断食月)明けのイード・アル・フィトルや犠牲祭は最低3日間の祝日が続く。

 時差

日本との時差は-7時間。エジプトの方が遅れている。サマータイムは実施されていない。サマータイムが実施されている国から入国する場合は注意が必要。

 通貨

通貨単位・略号:ポンド(£E)/補助通貨:ピアストル(pt)
※1£E = 100pt. = 6.99円(2021年3月現在)
※紙幣:1、5、10、20、50、100、200エジプト・ポンド、25ピアストルなど
※硬貨:1エジプト・ポンド、25、50ピアストルなど
※両替:アメリカドルがそのまま使えることも多いのでアメリカドルとの併用が便利です。ホテルでも両替でき、日本円から両替できるホテルも多くなってます。少額ずつの両替が便利なので、小額紙幣を用意していくと便利です。再両替は難しいので少額づつ両替してください。

 クレジットカード

大都市や観光地で多く使え、観光客が利用する多くなホテルや土産物屋、高級レストランなら問題なく使用することができます。また、経済的なホテルでも導入されはじめております。カードで決済する際、端末によって受け付けないこともあるので2~3枚あると安心。暗証番号入力を求められることも多いので番号を覚えてない場合は確認をすることも必要。適用度が高いのはMasterCard、 Visa、 次いでアメリカン・エクスプレス、ダイナーズなどがあります。

 電圧・周波数

エジプトの電圧は220Vで周波数は50Hzです。プラグの形はヨーロッパに多い丸穴2つのC型になります。日本の電化製品をエジプトで使用する場合は、変圧器と変換プラグが必要になります。ドライヤーはほとんどのホテルで備え付けてありますが、心配な方は日本から持参しましょう。

 郵便

エジプトの郵便局は“Egypt Post”という緑色の看板が目印です。郵便物は青いポストもしくはPoste Aerienneと書かれたポストに投函します。ポストは大きなホテルのフロント横にも設置されています。
郵便局の営業時間は日曜~木曜8:30~15:00。金曜日・土曜日定休日。

日本宛郵便物料金
葉書(目安):2.50£E  封書(目安):2.50£E(10gまで) ※到着までの目安は約2週間。

小包郵送の取り扱いは、大都市の大きな郵便局のみ。カイロ市内ではラムセス駅東側にあるアズバキーヤ郵便局が扱っている。日本へは1箱20kgまで郵送可能。最近は、EMS(国際スピード郵便)が普及し、地方都市の郵便局でも取り扱っている。いずれにせよ、手続きにはかなりの時間と根気を要する。また、送ったものが届かないこともあるので、大切なものは郵送しないほうがいい。

 電話

エジプトではかつて電話といえば電話局に行き、長い列に並ばなければならなかったが、現在では、メナテルMenatelやリンゴRingOといった民間企業のカード式公衆電話が普及しています。このカード式公衆電話からは直接国際電話をかけることもできます。 日本の携帯電話をそのままエジプトで利用することは、国際サービス対応携帯電話でのみ可能です。 海外ローミングの方法は電話会社ごとに異なっているので、詳しくは各電話会社にお問合せ下さい。

 飲み水

暑い時期のエジプトでは水分補給は必須です。遺跡や砂漠の観光、長距離移動中はミネラルウォーターを携帯しましょう。短期旅行者には水道水は向きません。600mlで2.5£E、1.5Lで3.5£Eが相場。観光地の売店や雑貨店、ホテル、スーパーなど購入する場所によって大幅に変わります。

 トイレ事情

エジプトには公衆トイレが少なく、あってもトイレットペーパーではなく、水で洗い流すアラブ式タイプが多い。備え付けの空かんに水をくみ左手でお尻を洗う方式が主流です。あまり清潔ではないので、ホテルやレストランなどで済ませたほうが安心です。

公共のトイレには係員がいて、チップと引き換えにトイレットペーパーをくれますが、ポケットティッシュ等は必ず携帯してください。使用した紙は水で流さずに、備え付けの容器に入れてください。チップとして1エジプト・ポンド程度の小銭を用意しておきましょう。

 国内移動について

カイロ市内では、地下鉄(メトロ)、路面電車、公営の大型路線バス、民営のミクロバス、タクシーが営業しており、どれも日本と比較して料金は非常に安価です。

◎地下鉄
メトロと呼ばれている交通機関で、市内は地下を走り、郊外は地上を走る列車。現在は、3路線が運行されており、エジプト考古学博物館や、オールド・カイロ、ヘルワーン、カイロ動物園などに行くのに便利です。車両は日本製に順次置き換えられており、車両の中間には2両の女性専用車両が組み込まれています(1両は終日、1両は時間限定)。料金は全区間統一料金1エジプト・ポンド。駅の構内には英語表記もあります。

◎路面電車
カイロ郊外のヘリオポリスと、ラムセス中央駅間を走行しています。路面電車は料金は安価(LE1以下)だが、頻度・速度といった質が非常に悪く、路線も不案内であり、観光客の利用価値は高くありません。

◎バス
バスには3種類あり、都市間大型バス、市内大型路線バス、ミクロバス(中型バス、ワゴンを含む)があり、すべてアラビア語で表示をされ、英語も通じない事も多いです。また中距離、長距離の場合、運転が荒い場合もありますのであまりお薦めできません。

・長距離バス
エジプト全土を網羅しており、鉄道路線のない西方砂漠、東方砂漠、シナイ半島も運行しています。列車に比べると少し料金が高いが、便数は列車よりも多く、席も確保しやすいです。おもなバス会社はゴーバス、スーパージェット、アッパーエジプト、ウエスト・アンド・ミドルデルタ、イーストデルタなど。車内で出される紅茶やお菓子は有料で値段も高いので注意です。

・市内バス
主要都市にある便利な交通機関。路線ごとに番号が決まっているが、たまにルートを変えたりすることもあるので注意が必要です。カイロ、アレキサンドリアでは早朝5時から真夜中まで運行、料金は約1£Eから、エアコン付きだと2£Eからになります。

・セルビス(中・長距離マイクロバス)
決まった路線を走り、定員に達するまで乗客を集めてから走るライトバン。料金は100KMの移動につき10£Eから。(2013年)夜間は一番後ろの席が楽。前の席なら、ふたり分の料金を払って広く使うと事も可能です。

◎タクシー
タクシーは白地にチェッカーフラッグ帯のメーター制と、白黒ツートンの交渉制のものがあり、状況に応じて使い分けることができます。市内では流しを中心に多く走っています。ドライバーは、ほとんど英語を話せませんので、アラビア語の印刷物を見せて行く先を告げます。料金交渉制の場合、観光客は地元の人の数倍を要求されたり、古い車体のものが多く利用にはご注意下さい。料金の目安としては、ザマレク~空港間が80エジプト・ポンド以上、ザマレク~ギザ間が20エジプト・ポンド以上。メーター制の場合、公定料金があり初乗り3エジプト・ポンド、その後は時間と距離の併用で課金されます。

 バクシーンとチップ

エジプト旅行で旅行者を悩ませる問題のひとつがバクシーンになります。バクシーンとはチップと考えても良いが「喜捨」の考えが根底にあります。
もともとイスラームには「喜捨」、つまりお金を持っている方がお金を持っていない人に施すという考え方があります。
これが変化した形で出来上がったのがバクシーンです。喜捨が、持つ者が、持たない者に与える行為であるのに対し、バクシーンは持たぬ者が持つものに積極的にせびる事です。
地元の人はスモール・マネーという言い方をする場合もあります。
チップタイプのバクシーンは小さなサービスに対する謝礼という感覚ですが、日本にはない習慣ですが、エジプトでは人間関係をスムーズにする潤滑油となっています。

タクシー:都市部で流しのタクシーに近距離乗車した場合は基本的に不要。ホテルなどの前でタクシーをチャーターした場合は要求されることが多い。

レストラン:観光客が利用するようなレストランではサービス料が含まれている場合でも料金の10%ぐらいが相場。

ホテル:荷物を運んでくれたポーター、ルームメイドには10£Eまたは1US$。
    ※5星などの高級ホテルに宿泊する場合はもう少し多めに払う。

トイレ:管理人がいる場合は使用料を払って利用する
空港や博物館のトイレは無料の場合が多いが、管理人がいる場合はバクシーンを要求してくる場合もあります。その場合はUS1£E。

観光地:観光地では遺跡内の係員の方が一緒に回ってくれたら、バクシーシとして5~20£E。※1人で回りたい場合ははっきりと伝えましょう。

 ビジネスアワー

銀行:普通は金・土曜定休。エジプト系銀行は8:00~14:00、土曜10:00~12:00。外資系銀行は、平日8:00~14:00、日曜10:00~12:00。カイロなどの5つ星ホテル内にも銀行がある。

役所:金曜定休 / 9:00~14:00

大使館:緊要・土曜定休 / 9:00~12:00

デパートやショップ:月~木曜の平日9:00~20:00、土曜は店によっても異なるがだいたい9:00~13:00と17:00~20:00(夏期)、10:00~18:00(冬期)。大都市では昼休みを取らない店も多い。定休日は金曜。

レストラン:軽食などのスタンドは9:00~翌1:00。ラマダーン中は日没~深夜。観光客の行くようなレストランは12:00~24:00ぐらいまで。ラマダーン中も関係なく営業するところが多い。

遺跡・博物館:基本的に8:00~16:00だが、夏期は閉館が遅くなることもある。博物館は金曜定休のところもある。

 エジプト気候

地中海性気候の北部海岸地方を除けば、他の地域は砂漠性の気候。5月から10月は大変暑い日が続き、最高気温は40℃を超すこともしばしばあります。11月から気温が低下し始め、3月頃まで東京の初冬程度の肌寒い季節となり、朝晩の気温差が激しいです。

◎春(3月~5月)
この時期はハムシーンと呼ばれる砂嵐が起きる時期です。毎日砂嵐が起きる訳ではなく年に数回起こる程度ですが、砂嵐が起きると飛行機が遅延、欠航することもあります。この時期は、砂嵐を考慮して汚れても大丈夫な服装を選ぶと良いでしょう。スカーフ、サングラスは必需品。マスクも砂埃予防に役立ちます。

◎夏(6月~9月)
特に6月~8月の時期は40℃前後まで気温が上がるので、水分補給と十分な休息が大切です。しかし、気温は高いですが湿度は低い国なので日本のようにじめじめしておらずからっとした暑さになります。 また、夏の時期でも朝晩は冷え込むことがあります。室内はクーラーが強めに効いているので長袖シャツやカーディガンなどで冷房対策も必要。陽射しが強いので肌を露出することは避け、サングラス、帽子は必需品。

◎秋(10月~11月)
10月になると最高気温も30度を切る日が増えてきて、観光には最適なシーズンになります。しかし一日の気温差が大きいので、手軽に温度調節できるカーディガンなどを持っていきましょう。

◎冬(12月~2月)
冬の時期も温暖で、日中の観光は軽装で出かけることができます。しかし、地域によっては気温が10℃前後まで下がることがあるので防寒のための服装も必要になります。カイロは冬の時期は特に冷え込むので朝晩の時間帯はセーターやコートが必要になるほど寒くなることもあります。

 エジプトの気温と降水量について
 カイロ の年間平均気温と降水量
最高
気温
最低
気温
降水量
1月 19℃ 9℃ 7mm
2月 21℃ 10℃ 4mm
3月 24℃ 12℃ 4mm
4月 28℃ 15℃ 2mm
5月 32℃ 18℃ 0mm
6月 34℃ 20℃ 0mm
7月 35℃ 22℃ 0mm
8月 34℃ 22℃ 0mm
9月 33℃ 21℃ 0mm
10月 29℃ 17℃ 1mm
11月 25℃ 14℃ 3mm
12月 20℃ 10℃ 5mm
 ルクソール の年間平均気温と降水量
最高
気温
最低
気温
降水量
1月 23℃ 6℃ 0mm
2月 25℃ 7℃ 0mm
3月 29℃ 11℃ 0mm
4月 35℃ 16℃ 0mm
5月 39℃ 20℃ 0mm
6月 41℃ 23℃ 0mm
7月 41℃ 24℃ 0mm
8月 41℃ 24℃ 0mm
9月 39℃ 22℃ 0mm
10月 35℃ 18℃ 1mm
11月 29℃ 12℃ 0mm
12月 24℃ 8℃ 0mm
 アスワン の年間平均気温と降水量
最高
気温
最低
気温
降水量
1月 24℃ 10℃ 0mm
2月 26℃ 11℃ 0mm
3月 30℃ 15℃ 0mm
4月 35℃ 19℃ 0mm
5月 39℃ 24℃ 1mm
6月 42℃ 26℃ 0mm
7月 41℃ 26℃ 0mm
8月 41℃ 26℃ 0mm
9月 39℃ 24℃ 0mm
10月 37℃ 22℃ 0mm
11月 31℃ 17℃ 0mm
12月 25℃ 12℃ 0mm
 アレキサンドリア の年間平均気温と降水量
最高
気温
最低
気温
降水量
1月 19℃ 11℃ 51mm
2月 19℃ 11℃ 27mm
3月 21℃ 13℃ 13mm
4月 24℃ 15℃ 4mm
5月 26℃ 18℃ 1mm
6月 28℃ 21℃ 0mm
7月 30℃ 23℃ 0mm
8月 30℃ 24℃ 0mm
9月 30℃ 23℃ 1mm
10月 28℃ 20℃ 11mm
11月 25℃ 17℃ 29mm
12月 21℃ 13℃ 52mm
 東京 の年間平均気温と降水量
最高気温 最低気温 降水量
1月 9.9℃ 2.5℃ 52mm
2月 10.4℃ 2.9℃ 56mm
3月 13.3℃ 5.6℃ 118mm
4月 18.8℃ 10.7℃ 125mm
5月 22.8℃ 15.4℃ 138mm
6月 25.5℃ 19.1℃ 168mm
7月 29.4℃ 23.0℃ 154mm
8月 31.1℃ 24.5℃ 168mm
9月 27.2℃ 21.1℃ 210mm
10月 21.8℃ 15.4℃ 198mm
11月 16.9℃ 9.9℃ 93mm
12月 12.4℃ 5.1℃ 51mm
 遺跡・博物館等の開館時間 ※祝祭日、ラマダン時期には閉館が早まる場合があります

・エジプト考古学博物館 / 9:00~18:00
・ハン・ハリーリ・バザール / 9:00~23:00(店によって異なる) ※日曜休み
・モハメッド・アリ・モスク / 8:00~17:00 ※金曜は礼拝時間は入場不可
・ギザのピラミッド地域 / 8:00~16:00 ※クフ王ピラミッドは午前(8:00~)と午後(13:00~)の各150人限定入場
・メンフィス野外博物館 / 8:00~16:00
・サッカラのピラミッド地域 / 8:00~16:00

・ルクソール神殿 / 7:00~20:00
・カルナック神殿 / 6:00~17:00(冬期は6:00~16:30)
・ルクソール博物館 / 9:00~15:00・17:00~22:00(冬期は9:00~15:00・16:00~21:00)
・ミイラ博物館 / 9:00~13:30・17:00~21:30(冬期は9:00~13:30・16:00~0:30)
・ルクソール西岸の遺跡群 / 6:00~17:00(冬期は6:00~16:00)

・イシス神殿 / 7:00~17:00(冬期は7:00~16:00)
・未完のオベリスク / 8:00~17:00(冬期は8:00~16:00)
・アスワンハイダム / 8:00~17:00(冬期は8:00~16:00)

・アブ・シンベル神殿 / 5:00~18:00(冬期は5:00~17:00)

 滞在中のご注意・マナー

エジプトは、敬けんなイスラム教徒が多く、宗教色の濃い国ですので、肌を大きく露出したような服装や、派手な振る舞いはしない方が賢明です。また、女性はスカーフを持参すると重宝します。

◎服装
イスラム寺院、コプト教の教会などの宗教施設はタンクトップ、ショートパンツなどの肌を露出しない服装は控えましょう。体のラインがわかる服装も避けて下さい。

◎喫煙
喫煙者が多く、子供がタバコを吸う場面にも出くわすほどエジプトは喫煙に寛容です。しかし、公共の施設では喫煙が固く禁止されています。喫煙するときは、その場所が禁煙でないか確認してからにしてください。 禁煙の場所で喫煙すると即罰金となる可能性が高いです。

◎写真撮影
空港や駅、バス乗り場などの公共施設、軍事施設の撮影は禁止されています。観光地でも以外と撮影禁止の場所が多く、撮影可能でもカメラ料を支払う必要がある場合もあります。モスクの中や黒い衣装に身を包んだ女性、デモや集会の撮影も控えるのが無難です。トラブルの原因となりますので注意してください。

◎飲酒
エジプトはイスラムの国ですが、旅行者の飲酒については比較的寛容です。ホテルや旅行者向けのレストランなどではお酒を飲むことができます。街中でも酒を販売している商店もあります。但し、酔っぱらっている状態で街を歩くのは厳禁です。酒類の購入はビールが18歳から、そのほかの酒も含めると21歳から購入可能。

◎年齢制限
レンタカーは会社によっても異なるが、26歳以上から利用が可能。

◎現地の人と接する際
・エジプトの人たちは会話をする時にボディタッチを頻繁にする傾向があります。このボディタッチはエジプト人からすると当たり前の行為なので、嫌な表情をしないようにしましょう。男性同士が手をつないでいることも珍しくありません。
・会話をする時も日本人が思うよりも近くに立って話します。これもエジプト人からすると普通の行為であり、距離をおこうとすると冷たい人間と思われてしまいます。
・エジプトでは左手は不浄なものとされているので、握手をする時や会話の中でジェスチャーを用いる時は左手ではなく右手で行うようにします。
・相手を指さす行為や、手の親指を立てるジェスチャーもエジプトでは失礼な意味になります。
・女性の話やイスラエルの話題は避けたほうが良いでしょう。
・相手の欠点を暴いたり、第三者の悪口などを話すのは非礼とされています。
・子どもの頭をなでるのは不幸を呼ぶ行為とされているため頭はなでないようにしましょう。

◎ラマダン
ラマダン月にはイスラム教徒は日の出から日没まで、喫煙・飲食などが禁じられています。日没後の食事をイフタールといい、マクドナルドなどでもラマダン限定のイフタールセットを出している。
モスクの周囲には移動遊園地や屋台などが出て多くの人でにぎわいます。夜遅くまで楽しんだ後は夜明け前に軽い軽食をとって寝ます。
観光客は対象外ですが、人前で喫煙・飲食をする行為は避けて下さい。

◎アザーン
アザーンとは、イスラム教徒への礼拝(サラート)を呼びかける合図があります。イスラム教の礼拝所であるモスクから1日5回(シーア派は3回)流れてきて街中のスピーカーから時に朝暗いうちから大音量で町に響き渡ります。
ホテルの部屋がモスクのすぐそばで、このアザーンの音の大きさに目が覚めてしまったという事もあり、はじめて訪れる方は戸惑うかと思います。
「アザーン」は、人々がモスクに礼拝に来るようにと呼びかける言葉で、内容は「アラーは偉大なり。アラーのほかに神はなし。ムハンマドは神の使徒。礼拝に来たれ」という意味です。
アザーンは、決まった文句や回数(宗派や地方によって多少違いますが)を繰り返しますが、国が変わってもアラビア語で唱えられるのです。

◎その他
・つばを吐くことはマナーがないとされています。
・モスクに入る際などに靴を脱ぐ場合には、誰か他人に靴の裏を向けないように靴の裏同士を合わせて靴を置くようにしてください。
・座る際には足の裏を地面につけるようにしてください。エジプト人は足を組んで座る習慣がありません。足の裏を見せることは失礼な仕草と考えられています。

 五行=5つの柱について
シャハーダ(信仰告白)
「アッラーのほかに神はなく、ムハンマドはアッラーの使徒である」という硬い言葉
サラート(礼拝)
神の唯一性を体で表すことで、定まった動作を通じ、神と向き合うことである。夜明け前、正午、午後、日没後、夜の5回行われる。礼拝の行われる場所をモスクと言い金曜日には集団礼拝をする。
ザカート(喜捨)
喜捨は自発的に施されるものではなく義務として制度化されています。ザカートとして集められた財産は、貧しい巡礼者など恵まれない人々に使われる。尚、自発的な喜捨はサダカと呼ばれます。
また「バクシーン」はこのサダカに含まれ、恵まれない者は恵まれている者から施される事も当然という意識に基づいた習慣です。
サウム(断食)
イスラームでは太陽暦より1年が10日程度短い太陰暦が使われ、第9月のラマダーン月には日の出から日没まで一切の飲食を断ちます。(病人、旅行者、子供などを除きます)喫煙は唾をのむ事も禁止されます。地元のお店などは日没後から開店することになります。
ハッジ(巡礼)
第12月の巡礼月の8日から10日まで定められた方法でメッカを訪れる事になっている。メッカのカーバ神殿、さらにメディナのムハンマドの墓へお参りし、帰国をするとハッジと呼ばれ尊敬の対象となる。
 衛生・医療情報

2月下旬から5月上旬にかけて砂嵐(ハシムーン)がしばしば発生し、この時期はアレルギー疾患(鼻炎・皮膚炎・喘息)や呼吸器疾患にかかる人が増加します。4月から10月にかけて気温は上昇し、胃腸炎や脱水症が急増します。医療水準は、比較的設備の整った市立病院において、急性虫垂炎などの小手術、骨折や外傷に対する処置ならびに正常分娩は可能ですが、基本的な衛生概念が欠如しているなど、安心して医療を受けられる水準には達していません。また、輸血の安全性にも問題があります。診察費や検査費用は前払い制で、クレジットカードはほとんど利用できません。総合病院の多くが24時間体制で診療を行っています。

◎かかり易い病気・怪我
(1)感染性胃腸炎(下痢症など)
当地で最も頻繁に見られる疾患です。主に細菌やウイルスに汚染された飲食物を経口摂取することにより発症します。主な症状は腹痛、嘔吐、下痢ですが、発熱や倦怠感、血便等を伴うこともあります。潜伏期間はまちまちです。人から人へ直接うつることはありませんが、吐物や排泄物を介して感染することがあります。

(2)ノミ・ダニ
砂嵐の季節に多発するほか、年間を通じて発生しています。 一部ホテルの古い寝具、タクシーやバスの座席にも生息しています。衛生面に問題がありそうな場合は、虫除けスプレーの使用と虫の侵入を予防できるような衣類の着用をお勧めします。

(3)寄生虫症
ビルハルツ充血吸虫症、条虫症、異型吸虫症、アメーバ赤痢、ランブル鞭毛虫症などが挙げられます。この中でも、ビルハルツ住血吸虫はナイル川に生息し、人がナイル川に入ることにより、その幼虫が経皮的に侵入して感染します。初発症状は血尿で、いまなおエジプト人の死因の上位を占める寄生虫症です。近年、異型吸虫に感染する在留邦人が増えています。

(4)A型肝炎
感染者から排泄される糞便で汚染された飲食物(野菜、水、貝類、ミルク等)を経口摂取することによって感染します。発熱、全身倦怠感、食欲不振が主な症状です。ワクチンを接種することにより予防が可能です。

(5)流行性脳脊髄膜炎
主な症状は発熱と頭痛です。通常、髄膜炎菌を鼻咽腔から吸い込むことにより感染します。エジプトでは健常者の約10%近くに保菌者がいるため、体調が悪いときには人ごみや公共交通機関の利用を避けるのが賢明です。カイロにある予防接種センターでワクチンを接種することが可能です。

(6)B型及びC型肝炎
感染者から血液を介して感染し、慢性の肝炎から肝硬変や肝臓癌に移行します。刺青、ピアス穴あけ、刺入を伴う民間療法、注射器やカミソリの使いまわしが感染の機会となります。

◎健康上心がける事
(1)生水や水道水は 直接飲用に適していません。屋台や路地で販売されている飲食物(生ジュースを含む)も衛生上問題があります。感染性の胃腸炎予防のため、食事はホテルあるいは清潔なレストランで、よく加熱調理されたものを食べるようにしてください。

(2)夏季は日差しが非常に強く、上エジプト(ルクソール、アスワン、アブ・シンベル)では日中の気温が50℃近くになることもあります。観光は朝夕の比較的涼しい時間帯に予定してください。その際には日焼け止めを使用し、帽子着用の上、こまめに水分を補給するよう心掛けてください。

(3)医療費は日本に比べて高額になりますので、海外旅行傷害保険へ加入されることを強くお勧めします。

(4)当地は鳥インフルエンザ流行国です。海外渡航情報で流行状況をつねに確認してください。

(5)当地では、処方箋なしに抗生剤など多くの薬剤を薬局で購入することが可能ですが、小児の薬が入手しにくい上、品質やアレルギーの問題もありますので、飲みなれた薬を常備薬として持参してください。

(6)ナイル川では、ビルハルツ住血吸虫に感染する危険性があるため、遊泳はもちろんのこと、手足を水につけたりしないよう注意してください。

(7)地域によっては、野犬や野良猫に遭遇することがあります。これまでに狂犬病の発症も報告されていますので、できるだけ動物には手を出さないよう注意してください。

(8)カイロ市内では、交通マナーが悪い上、慢性的な渋滞による大気汚染が深刻化しています。住宅を選ぶ際には、なるべく交通量の少ない地域を選択することをお勧めします。

(9)中近東呼吸器症候群(MERS)が近隣国で発生しています。コロナウイルスによる死亡率の高い呼吸器感染症です。現在までに、エジプトでの感染は起きていませんが、流行の情報に十分注意して行動して下さい。

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